マンションの売却と階数について!高値で売るコツも解説

マンションの売却と階数について!高値で売るコツも解説

マンションの売却を検討する際、「自分の部屋が低層階だと安く査定されてしまうのではないか」と疑問や不安を抱かれたことはありませんか。
一般的に眺望の優れた高層階の方が高く売れるイメージを持たれがちですが、実は低層階であっても、独自の強みをしっかりとアピールすることで十分に高値での売却を狙うことが可能です。
本記事では、マンション売却時における階数による価格差の実態をはじめ、低層階でも高値で売却できる具体的なケースや、階数に関係なくマンションを高く売却するためのコツについて解説します。
現在マンションの売却をご検討中の方は、ご自身の物件をより良い条件で手放すために、ぜひご参考になさってくださいね。

マンションの階数による価格差

マンションの階数による価格差

マンションの査定価格には、主に階数やその他の評価項目による違いがあります。
まずは、マンション売却時に階数で価格差はあるのかについて、解説していきます。

高層階が高く売れる理由

同じマンションでも、上の階ほど眺望や日当たり、開放感を得やすく、購入需要が査定価格に反映される傾向があります。
査定では、基準階の価値を100として、各階の快適性や需要を比べる「階層別効用比」が参考にされることもあるでしょう。
また、同じマンションでも階数によって価格差が生じることがありますが、その差は総階数や立地などの条件によって異なります。
とくに高さ60mを超えるタワーマンションは、眺望の違いや高層階の希少性により、上下階の価格差も広がりやすいでしょう。
ただし、階数だけでは売却価格は決まらないため、売却前には同じ棟や近隣における成約事例との比較が欠かせません。

高層階に住むメリット

高層階の魅力は、街並みや海、山、夜景などを広く見渡せる眺望であり、住戸に特別感を求める方から選ばれやすい点です。
周囲の建物に光を遮られにくいため、自然光が入りやすく、季節を問わず明るい室内で過ごせる可能性も高まるでしょう。
また、外からの視線が届きにくく、カーテンを開けて過ごしやすいことから、プライバシーを重視する方にも好印象を与えます。
地上からバルコニーへ侵入されるリスクが比較的低い点は、防犯面で安心感を得たい購入希望者にとって魅力の一つです。
さらに、車や電車の音、虫の飛来が気になりにくい傾向もあり、静かで落ち着いた暮らしを望む方との相性が良いでしょう。

階数以外の査定項目

マンションの査定では、階数に加え、最寄り駅までの距離や買い物環境など、日常の利便性も重要な判断材料です。
方角は南向きが好まれやすいものの、朝日が入る東向きや夕方まで明るい西向きも、生活スタイルによって評価されるでしょう。
また、角部屋は窓が多く、採光や風通しを確保しやすいうえ、隣接住戸からの生活音も抑えやすい点が魅力です。
築年数だけでなく、1981年6月1日以降に建築確認を受けた建物に適用される新耐震基準への適合は買主の安心感に関わり、専有面積や間取り、室内の動線も査定を左右します。
さらに、長期修繕計画や修繕積立金、共用部分の管理状態が良好なら、将来の資産価値を重視する方にも好印象です。

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低層階でも高く売れる3つのケース

低層階でも高く売れる3つのケース

前章では、高層階の価格傾向について述べましたが、低層階だからといって売却に不利とは限りません。
ここでは、低層階のマンションでも高値で売却できるケースについて、解説していきます。

防災面が評価される場合

低層階は、地震や停電でエレベーターが停止した場合でも、階段を使って屋外へ移動しやすいことが大きな強みです。
1階~3階であれば、災害時に水や食料などの救援物資を運ぶ際も、高層階より体力的な負担を抑えられるでしょう。
また、足腰に不安がある方や、ベビーカーを使う子育て世帯にとって、日常から移動しやすい環境は安心材料になります。
一方で、防犯面を気にする購入希望者もいるため、防犯ガラスや補助錠、窓のセンサーなどの設備は丁寧に伝えることが大切です。
敷地内の防犯カメラやオートロック、管理員の配置なども併せて示せば、低層階ならではの利便性と安全性を効果的に訴求できます。

専用庭で一戸建て感覚

専用庭や広いテラスのある1階住戸は、マンションの管理のしやすさと、一戸建てのような開放感を両立できる点が魅力です。
管理規約の範囲内でガーデニングを楽しんだり、子どもやペットの遊び場にしたりと、屋外空間を暮らしに生かせるでしょう。
また、下階に住戸がないため、子どもの足音や物を落とした際の音を過度に気にせず過ごしやすいことも評価されます。
庭やテラスから駐車場などへ直接出られる造りなら、買い物袋やベビーカー、自転車を運ぶ負担も軽くなる点が便利です。
この特徴は子育て世帯やペットと暮らす方、アウトドア用品を使う方に響きやすく、他の住戸との差別化につながるでしょう。

共用施設への移動が便利

大規模マンションでは、ラウンジやキッズルーム、ワークスペースなどの共用施設が、低層階に集められている場合があります。
施設に近い住戸なら、エレベーターを待たずに移動しやすく、日常生活の延長として活用できるでしょう。
たとえば在宅勤務をする方は、自宅とワークスペースを短時間で行き来でき、仕事と私生活を切り替えやすくなります。
また、朝の通勤や通学でも階段で出入り口へ向かえるため、混雑する時間帯のエレベーター待ちを避けやすい点が魅力です。
ゴミ置き場や宅配ボックス、郵便ポストにも近ければ、荷物を運ぶ負担や移動時間を減らせるため、効率を重視する世帯に好まれるでしょう。

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階数を問わずマンションを高く売るコツ

階数を問わずマンションを高く売るコツ

ここまで、階数ごとの需要や強みを解説しましたが、最終的に少しでも条件良く売りたいものです。
最後に、マンションの階数に関係なく高く売却するコツについて、解説していきます。

需要期を狙う

一般的に、マンションの購入需要が高まりやすいのは、進学や就職、転勤に伴う住み替えが増える1月~3月です。
この時期に物件情報を公開できれば、多くの購入希望者に見てもらいやすく、条件の合う買主と出会える可能性が高まるでしょう。
また、秋の人事異動を見据えた9月~10月も動きが比較的活発になるため、春以外の売却時期として検討できます。
需要期に合わせるには、売り出しの2か月~3か月前から査定や不動産会社選び、室内の片づけを進めることが大切です。
ただし、物件や地域の特性によって売れやすい時期は異なるため、市況を確認しながら無理のない販売計画を立てるのが良いでしょう。

物件の強みをアピール

マンションを高く売るには、階数の優劣を強調するのではなく、その住戸での暮らしを具体的に伝えることが大切です。
高層階ではカーテンを開け、眺望や自然光、開放感を体感してもらうと、写真では伝わりにくい魅力が印象に残るでしょう。
また、外からの視線が届きにくいことや、地上の騒音を感じにくいことも、静かな環境を好む方への訴求材料になります。
一方、低層階では出入口や駐車場、ゴミ置き場まで案内し、移動距離の短さを感じてもらう方法が効果的です。
1階なら下階への足音を気にしにくい点や、停電時にも階段で移動しやすい安心感を伝えることで、購入後の生活を想像してもらえるでしょう。

実績豊富な会社を選ぶ

マンションをより良い条件で売るには、地域の相場に詳しく、似た条件の物件を扱った実績が豊富な不動産会社を選ぶことが重要です。
査定額の高さだけで決めず、過去の成約事例や市場動向を踏まえ、価格の根拠を説明してくれるか確認しましょう。
また、間取りや階数、築年数が近い住戸の売却経験があれば、想定する購入層に合った販売戦略を立てやすくなります。
広告の見せ方や見込み客への紹介方法、媒介契約の種類に応じたレインズへの登録状況なども聞くと、販売活動の進め方を比較しやすいでしょう。
売主の希望を丁寧に聞き、階数ごとの強みを生かす提案をしてくれる担当者であれば、納得感のある売却につながるといえます。

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まとめ

マンションの査定価格は、階数が上がるほど眺望や日当たりの良さが評価されて高値になる傾向がありますが、立地や方角といったさまざまな要素も影響します。
低層階の物件であっても、停電時などに階段で移動しやすいことや専用庭付きの利便性、共用施設へのアクセスの良さなどが評価される対象となります。
階数に関係なく高く売るためには、需要が高まる1月から3月の時期を狙い、それぞれの物件の強みを伝えてくれる実績豊富な不動産会社を選ぶと良いでしょう。

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